◇ 焼き物の時に「役立つコツ」 vol.1 ◇◆




(1) 焼き物の場合、子供たちが「練る事」を熱心にすれば、内部に『空気』が入り込み、焼成時に「破裂」する恐れがあります。
(2) 学校へ納入される粘土は、大半が「真空ドレン機」を使って、空気を抜いた最良の状態で包装されています。
(3) 逆に「土の密度」が詰まった少々硬く感じる状態でもあります 。
(4) 空気が入り込まない最小限の練りで、使いやすい軟らかさにすることです。
(5) 「棒練り」という簡単な方法が有ります。
(6) 「ひねり出し技法」「ドベを使う」「翌日に削る」粘土の授業で役立つ…を見て下さい。
(7) 厚みは「薄すぎず」「厚すぎず」10mm〜15mm位を目安に作りましょう。
(8) 芯材を使う場合、一般に「新聞紙やティッシュ」を使いますが、現在はお薦め出来ません。
(9)
理由その1: よほど硬くしないと「フワフワ」してシッカリしない。
〃 その2: 水分を紙が吸収して、膨らむ。圧力で粘土のうすい弱い部分にヒビが入る。
〃 その3: 水分が紙と粘土の間を移動するだけで、乾燥がなかなか進まない。
〃 その4: 土鈴やオカリナの様に内部に閉じこめた紙が、焼成の時、異臭を発生し、ダイオキシンの問題からも焼成できない。
(10) 紙の芯材は、翌日には取り出しをすること。
(11) 「砂袋」を使う。ビニール袋に砂を入れて、セロテープ等で、整形した「砂袋」を進めています。
(12) 「砂袋」は、ほぼどんな形でも出来ます。粘土で全体をくるんでも、マッチの軸の穴が1ヶあれば、そこから砂とビニール袋が摘出できます。
(13) 芯を取り出した内部に空気が入り乾燥が充分できます。
(14) 焼成代金は、御注文時点での「1個体」の作品の金額です。例えば、1kgの焼成○○円で、500gの作品2ケはできません。
(15) 作品の形状が異常に四方八方に飛びだしたものは、割り増し又は焼成出来ない場合があります。
(16) 1kgの粘土で標準的なサイズは10×10×15cm(郵便ハガキ大の立方)程度。
(17) 作品の受け渡しは、よく乾燥した状態で箱詰め又はカゴ詰めをして頂いて、1階で預かり、お届けとします。
1階で預かり、お届けとします。
(18) 不幸にも破損した作品に対して、原則その責は負いかねます。作り直しをされる分については、出来るだけ対応します。
(19) 軽微な破損作品については、その状態のままお願いします。破辺が複数ある場合もそのまま、まとめてお渡しします。