◆◇ 小学生に相応しい水彩絵の具は  ◇◆
筆と絵の具が命です



A.良い筆
良い絵の具は良い筆を使ってこそ充分に良さを発揮します。良い筆とは穂先のまとまりが良く,しなやかで、水の含みがよく、絵の具ののりがよく、復元性、耐久性があり、穂先の曲がりはすぐ直る、そんな筆です。

古くから最高の画筆として有名なものが貂(テン)の毛で作られた、セーブルと呼ばれた筆が有ります。高価で量も少ないので、最近では馬毛、狸毛、リス毛などが主に使用されてきました。

最近技術が進み、サクラクレパスが開発した画筆ネオセブロンと言う筆があります。この筆は高級筆セーブルに劣らぬ、しなやかな素晴らしい描き味と、バツグンの耐久性があります。穂先に秘密があります毛の一本一本に、スリット状の特殊な加工がされている為に、絵の具の含みが驚くほど、良くなっています。その加工が、弾力性にもしなやかさをもたらしています。色々な、ナイロン筆が出ているが、普通のナイロン製で無い、この筆はバヅグンであります。


B.画筆の種類
水 彩 丸型 (いたち、馬、狸、茶豚、ナイロン)
  平型 (いたち、馬、狸、茶豚、ナイロン)
  造形筆 (馬、鹿、羊)
   
デザイン 八景 (いたち、白ねこ、ナイロン)
  面相 (いたち、ナイロン)
  彩色 (白馬毛、ナイロン)
  隅取 (馬毛)
  平   (羊、ナイロン)

C.絵の具の種類
棒状絵の具 色鉛筆(水彩) 描いて水を付けた筆でなぞれば水彩調が楽しめる。
  クレヨン(クーピー) 軸全体が芯になっていて、折れない、消しゴムで消すこともできる。線描に適した低学年用の画材
  クレパス 混色、重色が自由に出来て線描、面描も容易に出来る
  コンテパステル 巾広い技法により無限の表現が出来る必掲品の描画材
     
粉状絵の具 こなえのぐ 水で溶かすと粒子の細かいポスターカラー
     
固形絵の具 (透明、不透明絵の具) 水に溶けやすく筆に水を付けて使う。練状絵の具
     
  水彩絵の具 ポスターカラー、マット水彩不透明で下地の色を見えなくする重色可能で、通常使用している絵の具で半透明で塗り重ねると不透明にもなる。
  アクリル絵の具 アクリルカラー、アクリルガッシュ(不透明)で水溶性ですが、乾くと耐水性になります。ニューカラーは、接着力が強く何にでも描け乾くと耐水性になり屋内、外の装飾や大作など安価でお得
  油絵の具 油で練った絵の具でうすめる時は専用の油でうすめキャンバスなどに描きます
  日本画絵の具 水干絵の具、(粉状)練り絵の具でチューブ入り岩絵の具(粉状)顔彩、固形皿入り